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概要:
「WannaCry」の被害を防止し、リスクを回避するには、どうすればいいでしょうか?それについて皆さんに紹介します。
「全てのファイルの拡張子がWCRYになって、開けなくなりました!身代金を要求するようなテキストが現れて、まるで脅かされているではありませんか?一体どういうことでしょうか?」
ヨーロッパ発祥と思われるランサムウェア「WannaCry」が、数日間内とんでもない勢いで世界中に暴れ回っていました。悪意的にパソコンでのファイルを暗号化して、暗号化を解除してくれと頼んできたユーザーに高額な身代金を要求します。更にひどいのは、身代金を支払っても、暗号解除してくれなかったケースもあるという...本当に悪質なハッカーですね。
幸いに、現時点で日本ではまだ大規模のウイルス被害報告が出ていません。しかしながら、週明けから被害がどんどん現れるだろうとの声もあって、「WannaCry」被害を受けた後のデータ復元に頼るのも仕方ないので、しっかりと被害防止の措置をしなくてはなりません。
では、「WannaCry」ウイルスに感染されるリスクを下げ、被害を控えるには、どうすればいいでしょうか?
「WannaCry」はWindowsの脆弱性を利用する木馬型ランサムウェアなので、その脆弱性を無くすと、ウイルス感染の恐れも消えるはずです。Windowsのセキュリティ更新プログラムMS17-010では既に当該脆弱性を修復したので、是非インストールしてください。
また、マイクロ側も「WannaCryの悪用コードは現時点ではWindows 10には無効と確認している」と公表したので、Windows 10にアップグレードすれば、pcは「WannaCry」ウイルスに免疫になります。
リンクが載せられていたり、ファイルが添付されていたりする心当たりのないメールには、特に注意する必要があります。マイクロ公式も「Microsoft Officeテキストを添付し、マクロを有効にして内容を確認するようと勧めてくるメールには警戒すべき」、「絶対に確実な場合を除き、マクロは決して有効にせず、そのままメールを削除してください」と呼び掛けています。被害防止のため、油断は禁物です。
ウイルス対策ソフトとファイやウォールがあるだけで、確実にウイルスが弾かれるわけでもないですが、逆に言うと、ウイルス対策ソフトとファイヤウォールさえなければ、パソコンは無防備すぎます。
「WannaCry」ではネットワーク内で自身を拡散する特性を備えていますので、特に企業や政府機関などネットワークを多用する環境では、パソコン毎に頼もしいウイルス対策ソフトとファイヤウォールを配置することが重要です。
事前に大事なデータやファイルを安全な外付け記憶デバイスにバックアップするのは最善な予防手段と思われますが、外付けデバイスでも感染されるリスクがあるので、念のために、できるだけ多くの記憶装置に重要なデータをバックアップすることが薦められます。
ここで、無料のバックアップソフト― EaseUS Todo Backup を皆さんにお薦めします。このソフトを利用して、データとファイルをバックアップし、「WannaCry」感染によるデータ紛失のリスクを無くしましょう。
ステップ1.「ファイル」「ディスク」「OS」「メール」の4つからバックアップする対象を選びます。
ステップ2.そしてバックアップの保存先を選びます。
ステップ3。「今すぐバックアップ」をクリックし、バックアップを開始します。
EaseUS Todo Backup
PCのデータのセキュリティのため、完全・自動的にバックアップを実行できるバックアップソフトでもあり、ハードディスク・OSを完璧にクローンできる高度なクローンソフトでもあります。