概要:
パスワード・AppleIDパスワードなしで消去(初期化)したいけど、方法がわからない?この記事のガイドを参考にして、パスワードなしでも、この問題を解決することが可能です。ちなみに、今回紹介する方法は、iPad mini2, 3, 4, Air, Air 2, Pro (iOS 10/11/12/13)で活用可能です。
“パスワードなしでiPadを初期化する方法はありませんか?iPad内のデータは消えても問題ありません。どなたご存じでしたら教えてください。”-Appleコミュニティ上の質問より
上記と同様の状況になったことはありませんか?同様の状況になったことがあり、解決できなかった、もしくは現在、端末初期化の方法を探しているという方に、この記事でiPadをパスワードなしで消去・初期化する方法を紹介します。端末を初期化したい理由はそれぞれだと思いますが、いずれの場合でも、今回紹介するガイドに沿って操作を進めれば、問題なくiPadを初期化することが可能です。
iPadが正常に動作している場合は、設定アプリを通してiPadを直接消去することが可能です。しかし、パスワードを紛失してしまった場合でも、iPhoneパスワードリムーバー―EaseUS MobiUnlockなどの他のツールを使って、端末を初期化することができます。EaseUS MobiUnlockのような信頼できるiOSロック解除ツールを使って、4桁・6桁パスワード、Touch ID、Face IDを含むすべての画面ロックを解除できます。
このソフトを使った端末初期化プロセスでは、素早くiPad内のファイルを消去することが可能です。連絡先、メッセージ、写真、動画、アプリなどのすべてのコンテンツを消去可能です。以下のダウンロードボタンからEaseUS MobiUnlockをインストールして、すぐに端末消去をしてみましょう。
ステップ1.EaseUS MobiUnlockを起動し、iPhoneをコンピュータに接続、「スタート」をクリックする。
ステップ2.接続された「端末のモデル」を確認し、「ファームウェアをダウンロード」をクリックし、端末の最新のファームウェアをダウンロードする。ファームウェアがダウンロードされたら、パッケージを選択する。
ステップ3。選択したファームウェアがダウンロードされたら、「フォームウェアを認証“をクリックして,プロセスを完了する。
ステップ4.認証が完了したら、「ロック解除」ボタンをクリックする。続いて開くウィンドウで、表示された情報を入力し、再度「ロック解除“ボタンをクリックすることで、iPhoneの初期化プロセスが始まります。(パスワードによってiPhoneをロックされていても、初期化も行えます。)
ステップ5.処理が完了するのを待つ。iPhone端末が初期化され、パスワードも消去されます。
使っているiPhoneやiPadが無効化されてしまったら、端末をハードリセットして、設定アプリから端末データを消去することもできます。この方法を試す前に以下の事項を確認してください。
1.端末データを、iTunesやパソコンを使ってバックアップしてください。
2.iCloudにサインインして、「iPhoneを探す機能」を無効化してください。
3.iPadをインターネットに接続してください。
ステップ1.ハードリセットをして、iPadロックを解除する
電源ボタンとホームボタンを同時に長押しする>端末がリブートしてアップルロゴが表示されたらボタンから手を離す。
音量を上げるボタンを押して離す>音量を下げるボタンを押して離す>電源ボタンを長押ししてiPadを再起動する。
ステップ2.設定アプリからiPadを消去する
1.iPadを充電しておく。
2.設定アプリ>「一般」>「リセット」
3.「すべてのコンテンツと設定を消去」を選択する。
(iOSバージョンによって、アカウントとiPadのリンクを解除するために、Apple IDとパスワードを入力する必要がある可能性もあります。もし、Apple IDを忘れてしまっていたら、Apple IDパスワードを復旧するか、方法3に移って、Apple IDやパスワードの必要ない方法を試してみてください。)
Apple IDやパスワードを紛失してしまったでも、iPadを消去することは可能なのでしょうか?答えは―はい、できます!iPadをDFU(デバイスファームウェア更新)モードにすることで、iTunesを使い、端末を工場出荷状態に初期化することが可能です。
1. パソコンに最新版のiTunesをインストールする。
2. iPhone/iPod Touch/iPadをパソコンに接続する。
3. スリープボタン(端末上部)とホームボタン(画面下部中央)を同時に長押しする。
4. 10秒間ボタンを押し続ける。(もし、Appleロゴが表示されたら、長押しの時間が長すぎた状況なので、もう一度やり直す。)
5. ホームボタンは押したまま、スリープボタンを離し、ホームボタンは5秒間押し続ける。(iTunesに接続という画面表示があった場合、長押しの時間が長すぎた状況なので、もう一度やり直す。)
6. 端末の画面が真っ暗になったら、DFUモードに設定できた証拠です。(iPadがリカバリーモードから動かなくなってしまった場合の対処法(/ios-tips/fix-ipad-stuck-in-recovery-mode.html))
7. iTunesを起動して、リカバリーモードの端末を検出しているという内容のウィンドウが表示されたら「OK」をクリックする。
新しいウィンドウで、iPadの復元プロセスをキャンセルするか、実行するか尋ねられるので、「復元」をクリックして、iPadを消去する
もし盗難にあってiPadが手元にない場合、iCloudサービスを使ってiPadを消去する方法をおすすめします。この方法を使用する場合は、端末で「iPhoneを探す」機能が有効化されている必要があります。以下で、パスワードを入力せずに、iPadを遠隔で消去する手順を解説します。
1.iCloud.comを開き、「iPhoneを探す」欄をタップする。
2.「すべてのデバイス」から消去したいiPadを選択する。
3.端末に対する操作オプションから「iPadを消去」を選択する。
4.するとパスワードの入力なしで、iPadが消去される。
iPadを友人に譲る場合、売りに出す場合には、今回紹介した方法でiPadをパスワードなしでも初期化しておくことをお勧めします。今回紹介した中では、方法1のEaseUS MobiUnlockを使用する方法が、障壁もなく簡単に端末をリセットできるので、より多くの方向けです。また方法2は少し複雑ですが、パソコンに新しくソフトをダウンロードせずに操作を進められます。方法3では、Apple IDやパスワードを忘れてしまった場合にも有効で、方法4は遠隔でも操作が可能なので、盗難にあった場合や、端末が手元にない場合にも使える方法です。この中からニーズや状況にぴったりの解決法が見つかれば幸いです。